GAIQの取得はWEBマーケティングのキャリアパスに有効である。
GAIQとはGoogle Analytics Individual Qualificationの略で、Google Analyticsを使用する能力が充分にあるか否かを確認して認定する資格です。Googleが実施しているため、「私はGoogleの資格を持っている」と言える自慢の材料になります。
ただしGAIQを取得しただけでは特定の仕事ができるわけではありません。そうは言ってもWEBマーケティングの仕事に興味がある場合には非常に有用です。
GAIQの難易度は合格するだけなら簡単です。
なぜなら全70問で全ての問題が四択問題で、過去問と似たような問題が毎回出題される傾向が強いです。そのため過去問を解いて答えを覚えることで合格することも可能です。ただしカンニングは推奨されません。
GAIQの受験にはGoogleアカウントでログインする必要がありますが、そのアカウント名が合格証書の名前になるため、あらかじめ注意が必要です。
特に企業によってはGoogleアカウントを証拠として求めることがあるため、個人的に利用しているGoogleアカウントではなく新しいアカウントを作成することがおすすめです。
GAIQの資格の有効期限は1年間です。何の資格も持っていない人やWEBマーケティング会社やWEB広告会社を目指す人はGAIQの取得を検討してみると良いでしょう。
正確にGAIQを会得するにはGoogle Analyticsの基本的な知識とスキルが必要です。具体的にはGoogle Analyticsのデータ収集や分析、レポート作成についての十分な知識は必須です。さらにGoogleタグマネージャー(略称：GTM)の設定、コンバージョンなどに関する知識も一定必要です。
そのため具体的な勉強としてはGoogle Analyticsの公式ドキュメントやチュートリアル、動画コース、オンラインセミナーなどを利用するのがオススメです。また過去問を解いて繰り返し復習することも合格を目指すには効果的です。
ただしGAIQを取得しても、それだけでWEBマーケティングのプロになれるわけではありません。この点には十分な注意が必要でしょう。
GAIQはあくまでもGoogle Analyticsの知識とスキルを証明する資格であり、WEBマーケティングに必要な幅広い知識や経験を持っていることが求められます。
したがって、GAIQの取得はWEBマーケティングのキャリアパスを進む上での一歩として考え、さらなる学習や実践経験を積んでいくことが重要です。
