GAIQ考察ブログ

最新のGAIQについていろいろと書いていきます。

データドリブンな社会でGAIQの果たす役割とは?

今日のデータドリブンで改善を進めていく資本主義社会(すなわちビジネス界隈)では企業や組織はWebサイトのトラフィックやユーザーの行動から洞察を得る方法を常に探しています。

これを実現するのに役立つ強力なツールの1つとしてGoogleが提供するWeb分析サービスであるGoogleアナリティクスがあります。ただしGoogleアナリティクスを理解して最大限に活用することはITリテラシーが高いわけでもない多くのユーザーにとって容易ではありません。

そこでGoogleアナリティクス個人認定資格 (GAIQ)の出番です。GAIQGoogleが正式に公認している本格派の資格の1つでGoogleアナリティクスの活用能力とデータ分析と解釈の方法を理解していることを証明する認定プログラムです。

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GAIQの取得については賛否両論があることは周知の事実です。但し今回はGAIQの本質論について触れていきます。

そもそも資格とは何でしょうか?端的に書くと他者への証明書ではないでしょうか?そういう観点で「GAIQ」はGoogleのお墨付きがある資格ということになります。

もちろん口コミやお客様の声というような手法で他社に対して実績や実力をアピールする方法もあります。(実際にWEB制作会社などではウェブサイトの制作実績を大々的にアピールしたり、GAIQ所持者が在籍していることを公開している企業もあります。さらに、わざわざプレスリリースでGAIQ保有者の人数を公開している事例も散見されます。)

しかし、これでは客観性に欠けるという意見が出てくるのは致し方ありません。事実、主観的な意見が大切というのは意思決定の段階で社会学的な研究でも証明されているようですが、主観だけに訴えかければマーケティングが成功するというような、おとぎ話、それはあくまでも詭弁でしょう。

youtu.be

なんだかんだで主観的な意見ではなく客観的な事実の方がファクトとして信頼性が高いと考えるのがビジネス界隈では多い多数派です。そんな感じでGoogle公認資格という主観を徹底的に排除した客観的な資格というものは重宝されるというのも認めざるを得ない事実です。

御社のスタッフにもGAIQを持っている人がいますか?いるのであればぜひサイト上で個人名を公開しなくても人数などを公開することで競合他社との差別化を図ってみるといいかもしれません。

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